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初摘み 100g×1本
¥2,441
お茶の話をするとき、「一番茶」という言葉がある。
冬の間、茶樹は眠っている。霜が溶けて、春の温かさが土に入り込んだとき、一斉に芽吹く。その年、最初に出た新芽だけを摘んだものが一番茶、つまり初摘みだ。冬の間に根が蓄えた栄養が、春の最初の芽にだけ全部詰まっている。二番茶、三番茶には出せない、旨みと甘みの濃さがある。
川根茶の初摘みは、その一番茶の中でも特別だ。
川根茶が特別な理由。
静岡県川根本町は、南アルプスに囲まれた山里にある。昼は暖かく、夜は冷え込む。その寒暖差が茶樹の葉に旨みをゆっくり蓄えさせる。年間降水量は約3,000mm、全国平均の1.7倍。山の斜面に開かれた茶園は水はけがよく、山霧が日差しを適度に遮って、苦みを抑えて旨みを育てる。
刈ったススキを茶園に敷いて肥料にする「茶草場農法」はユネスコ世界農業遺産に認定されている。日本茶業界で初めて天皇杯を受賞し、全国茶品評会でも群を抜く成績を残してきた産地だ。
その川根の、その年最初の芽だけを摘んだのが、この初摘みだ。
仕入れ先について。
この川根茶は、1970年創業の銘茶専門店・株式会社寿園(福島県郡山市)から仕入れている。静岡県農協茶取引補償協会の指定茶取引業者として長年産地と向き合ってきた目利きが選んだ川根茶だ。産地と消費者の間に、ちゃんとお茶を知っている人間がいる。それがこの一本の背景にある。
湯飲みを持ち上げた瞬間に香りが来る。お茶らしい香りではあるのに、これまで嗅いだことがない爽やかさがある。一口飲むと、旨みと甘みが静かに広がる。後味が長い。二煎目を淹れると、また少し違う顔が出てくる。飲み終わっても、もう一杯と手が伸びる。
新茶の季節は短い。5月から、その年の初摘みが届く。この時期にしか飲めない味だ。
【お茶の淹れ方】
湯温は70〜80℃が目安。熱すぎると苦みが出る。急須に茶葉を入れて湯を注ぎ、1分ほど待ってから注ぐ。最後の一滴まで注ぎきることで、次の煎が雑味なく出る。二煎目は少し熱めの湯で短めに。三煎、四煎まで楽しめる。
初摘みは旨みが特に濃いため、少し低めの70℃前後で淹れると甘みがいちばんよく出る。
【内容・お届けについて】
静岡県川根本町産 川根茶 初摘み 100g。1本・2本セットからお選びください。5月より随時発送。常温便でのお届け。
仕入れ元:株式会社寿園(静岡県農協茶取引補償協会 指定茶取引業者)
開封後は密閉容器に移し、直射日光・高温多湿を避けて保存し、早めにお召し上がりください。冷蔵庫保存の場合は、取り出した際の結露にご注意ください。
よくある質問(Q&A)
Q. 川根茶の初摘みとは何ですか?
A. その年、最初に摘んだ一番茶だけを使った新茶です。冬の間に茶樹が蓄えた栄養が春の最初の芽に凝縮されるため、旨みと甘みが一年でいちばん濃い状態で飲めます。
Q. どこから仕入れていますか?
A. 1970年創業の銘茶専門店・株式会社寿園(福島県郡山市)から仕入れています。静岡県農協茶取引補償協会の指定茶取引業者として産地と長年向き合ってきた専門店です。
Q. 他の川根茶(最上級・大走り)と何が違いますか?
A. 初摘みはその年の最初の芽だけを使います。「川根最上級」は品評会向けに厳選した茶葉、「川根大走り」は初摘みの後に勢いよく伸びた茶葉です。初摘みは旨みと香りの鮮烈さが際立ちます。
Q. 贈り物にも使えますか?
A. 2本セットは贈り物としてご利用いただいている方も多いです。