鍋の前に、肉を広げてみる。
薄くスライスされた近江牛の霜降りが、白いサシを散らしながら重なっている。手で持ち上げると、肉がひらりとほどける。それだけで、今夜は特別な夜だとわかる。
このスライスは、肩から腰にかけての背肉を使っている。「クラシタ」「チャックアイ」とも呼ばれる部位で、きめが細かくて程よい霜降りが入っている。芯の部分には「ザブトン」がある。牛の中で最も美しい霜降りが入る部位のひとつで、リブロースに連結していて、旨みと脂質のバランスが抜群だ。
すき焼きで食べてほしい。割り下に近江牛の霜降りを入れると、脂が溶け出して割り下がまろやかになる。卵に絡めて口に入れると、甘みと旨みが一緒に来る。しゃぶしゃぶで食べると、さっと湯にくぐらせただけで、肉の甘みがストレートに伝わる。
どちらで食べても、近江牛の霜降りは存在感がある。
【内容・お届けについて】
滋賀県産 近江牛霜降りスライス 500g・7,500円。冷凍便でのお届け。解凍後3日以内にお召し上がりください。
解凍は冷蔵庫で一晩かけてゆっくりと。急いでいるときは流水解凍で。再冷凍はしないでください。